京都人の店主が完成度の高いそばを目指す。京都・宇治「石臼挽き十割そば しゅばく」

宇治橋東詰に創業800年という「通圓茶屋」があり、その角を曲がると石畳の路地。朝霧通りにそば屋「しゅばく」があります。店名は漢字では「酒蕎麦」と書くそうである。

2014_0525_143730-P1040912

こじんまりとした感じの入口には季節ごとに変えるという暖簾をくぐり、店内に入ると、左右にテーブル席2卓と小上がり2卓。奥のカウンター席の前に打ち場が見える。

2014_0525_113152-P1040898

メニューにある日本酒よりも壁に貼っている「喜久酔」の純米酒と自家製の味噌漬け2種に目をつける。田舎味噌に一ヶ月漬けた豆腐と一週間漬けたクリームチーズなのだが、小生はクリームチーズの味噌漬け410円を注文した。お酒も半合560円で注文できるのが嬉しい。クリームチーズはふわりと柔らかくクリーミィーで塩っ気が利いているので日本酒にベストマッチであった。

2014_0525_113830-P1040899

蕎麦は丸抜きの十割手打ち蕎麦である。注文する時に悩んだのが「冷やしそば」である。蕎麦の上に多量のネギと刻み油揚げが載っている写真が目に入ったのだがやはりオーソドックスに「ざる」930円を注文したのである。

ほのかなかおりと穀物っぽい味を感じるが、咽越しの爽やかさもあり、バランスがよい。十割であるが細打ちでその分少し硬めではあるがつゆにつけると丁度よい感じである。冷たいつゆは良い醤油と良い鰹節でしっかり味のあっさりだしになっているのである。これが少し穀物っぽい蕎麦にあうのであった。さすが京都の名店「なかじん」で修行された店主である。

2014_0525_115646-P1040901

注目した「冷やしそば」は注文が来てから油揚げを塩で焼き、大根おろしには醤油を少々かけてすだちを落とす。ほかのミョウガ、しその葉、ネギ、海苔といった薬味と共に混ぜて口の中にいれると、それぞれの素材のアンサンブルが心地よく、奥深い味わいとなっている。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です