大きく開けた窓と大谷石との美しい空間で味わう繊細な十割そば!三重・名張「そば.けいた」

大阪市内から電車で約1時間、青蓮寺湖や赤目四十八滝などの観光地にもほど近い 青蓮寺ダム上の道を渡り百合丘という新興住宅街の小高い丘のうえの一角に目的の蕎麦屋「そば、けいた」がある。

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ケヤキや椿・利久梅が植えられた緑の庭、一軒カフェかギャラリーを思わせる店舗は、外から見てもどこか温かな空気に満ちている。店内に入ってみると、南西に大きく開けたガラス窓一面に映える庭の緑が目に優しく飛び込んでくる。床には栃木県で採れる大谷石を敷いていて夏は湿気を吸収し、冬は薪ストーブの熱を蓄積してくれる。栃木県宇都宮市の郊外で産出する大谷石は古くから建築資材として用いられてきたがその名が一躍脚光を浴びたのは、米国の建築家フランク・ロイド・ライトが東京・日比谷に旧帝国ホテルを建てる際、自ら望み資材に採用したことである。空間の美しさにほれぼれするお店です。

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メニューはざる700円・天ぷら大600円で小400円・天ざる1100円で他にもそばがきや一品物・日本酒とある。お店の奥様と思しき女性がそば茶をもって注文を聞きにくる。まずはお通しで「きゅうりとにんじんのぬかづけ」とそばつゆが運ばれてきた。薬味は白ねぎとわさび、追加のそばつゆも一緒に陶器の器にいれられてきた。そば猪口も当然陶器である。しかし、しかしである、そば茶のおかわりがちんけなアルミのやかんである。それもめの覚めるようなグリーンのケトルである。天ぷらは季節の夏野菜まんさいで美味しい。

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次に待望のそばが運ばれてきた。陶器の皿にスノコを引いて思ったよりも多目のそばが盛られている。 丸抜きを細かく挽いたものを細打ちした十割そばである。、色、細めんと見た目にも美味しそうな蕎麦なのである。
しかし口に入れたとたん評価は?がついた。原因は麺が乾燥していたことである。 水切りを完璧にした為かそばの表面の水分も飛んでしまい山状に盛られた表面のそばがぼそぼそしていたのである。 適度に水分が残っていた中ほどは美味しかった。蕎麦湯も一番乗りの割には蕎麦湯も結構白く濁っており、追加のそばつゆまで飲んでしまった。

秋・冬限定には「牛汁」ならぬ「鴨汁」1200円です。「鴨汁」も麺はいつもの細打ちの十割そばで綺麗な出来栄えであったが、つけ汁である「鴨汁」が小生には物足りなかったのである。まずつけ汁が薄く感じた。もう少し濃い目でも良いのではないか?鴨から出るはずである油の甘味もなく、ねぎの香ばしさもない。そのためにもともと繊細な細打ちの麺なのでつけて食べても何のインパクトも無くガッカリであった。ねぎが細いように感じたのであるがどうであろうか?

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