ミシュラン一つ星獲得の円熟職人が打つ十割そばのそば酒店!兵庫・夙川「あんばい」

阪急神戸線「夙川駅」の北西徒歩3分くらいの住宅地に構えるそば屋さんで、2010年にはフランスの飲食店ガイドブック「ミシュラン」☆に選ばれた、小学生低学年以下入店お断りの大人向けのお店です。ビルの一階で暖簾もなくショーケースがあったらケーキ屋さんのような店構えに「十割蕎麦」の木の建て看板が目につく。

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特注であつらえたテーブルや椅子が白い壁に映える店内は、全22席。シンプルかつモダンな空間は一人で訪れても居心地がいい。小さめの音量でジャズ(最近蕎麦屋にジャズが多いのは気のせいか)が流れる落ち着いた店内に入り、大きな木の長テーブルにはひとりでも入りやすい。

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メニューを見ると左にランチ限定15食「季節の天ぷらせいろ 1680 本日 穴子 海老 野菜」の文字があるではないか。

ランチ・限定15食というお徳感満載の響きにつられ注文する。おっと2枚目にはおすすめ地酒が純米吟醸で2種、奈良・今西清兵衛商店「春鹿」と大阪・池田 田治米合名会社「竹泉」どちらも900円があるではないか。今日は車でないことをもっけの幸いに竹泉で「そば前酒」である。美味い。

さて出てきたランチは風味豊かな10割そばに海老・穴子・しし唐・茄子の天ぷらがついてきたのである。白い陶器のような質感が美しい「せいろ」は、まるで更科のように上品な香りとコシである。十割と思えない軽さと細すぎず、咽を抜ける時にしっかりした食べ応えが有る。

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お酒もまだ残っていたので追加注文をすることに。「だし巻き」はだしがしっかりしみ込んだ、ぽってり重量感のある厚さで お酒のあてにはもってこいであった。さすがに半分での注文であったが。(通常840円が半分で440円)つけ汁は少し甘さが勝った関西風で、〆の蕎麦湯はかなりとろりとした濃い目でお店一番乗りとは思えなかったが好い相性であった。

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落ち着いた雰囲気とお客も騒がしくなく良い客が良い店を育てる典型のような店です。